「陰陽師」の岡野玲子先生が放つ本格ファンタジー待望の文庫化!!
おっす!またまたピッペンだぞ!!
岡野玲子先生の代表作のひとつ「コーリング」が白泉社文庫になって
なんと、全3巻同時発売!!!
ずーっと残しておきたい名作揃いの白泉社文庫にまたあらたな名作が
加わりました!!!
この「コーリング」の原作はアメリカのファンタジー作家パトリシア・A・
マキリップさんの小説「妖女サイベルの呼び声」。
日本ではハヤカワ文庫のFT1…つまりファンタジーの第1号の記号を
冠した名作なんだぞ!
30年以上日本でも愛され続けている名作ファンタジーなんだ。
その名作を岡野先生が余すとこなく完全コミック化。
幻獣を召喚したり、互いの名前を名乗ることの意味だったり、魔術師が
政争に巻き込まれたりと、「陰陽師」の世界との関連も感じられて大変
興味深いぞ!!
タイトルの「コーリング(CALLING)」とは召喚術の事。伝説の中にのみ
その名を残す、忘れられたいにしえの幻獣たちを召喚した魔術師の娘
サイベル。
彼女はその獣たちと共に、自分自身も幻獣を召喚するために人里離れた
山奥で暮らしていた。
そんなある日、赤子を抱いた騎士コーレンが訪れた事で、彼女の静かな
生活は激変することになる。
愛を知り憎しみを知ったサイベルは戦乱の渦に身を投じてゆく…。
「指輪物語」「ナルニア国ものがたり」「ゲド戦記」などに匹敵する壮大な
物語を堪能してくれよな!!!
1巻の解説はこの作品の大ファンでもある、作家のよしもとばななさん。
2巻は原作者のパトリシア・A・マキリップさんの「影のオンブリア」などの
翻訳者である作家の井辻朱美さん。そして3巻では岡野先生自らがこの
作品について語ります。
絶対に宝物になる全3冊だぜ!!!
ハヤカワ文庫の「妖女サイベルの呼び声」もこの9月、岡野先生描き下ろし
の新カバーで登場!!
ぜひ、書店で見てみてね!!!