こんにちは。グヮタです。
今日は、柳原望先生の「とりかえ風花伝 完結篇(上下巻)」(花とゆめコミックススペシャル)の発売日です。
この作品は、「とりかえ風花伝」(HC全3巻)の続編にあたります。2005年12月から2008年12月にかけて7冊の同人誌として発表されたものに、今回、短編2本を含む描き下ろし49Pを加えて刊行しました。
柳原先生が当初想定していたエンディングまでしっかり描いてあるのはもちろん、風花の両親や人質時代の信貞の姿を描いた「拾遺 船田合戦記」という連作番外編など、HC本篇では描ききれなかったエピソードも思う存分描かれています。
自ら同人誌を出版して執筆を続けられた柳原先生の情熱と、それを購入されたファンの皆さんの声援が、今回の単行本化の原動力となりました。
「一清&千沙姫シリーズ」や「まるいち的風景」の文庫化を進めながら、物語の完結に向けて努力されている柳原先生を拝見していただけに、こういう形でお手伝いできて大変嬉しく思います。今日、実際に完成された本の形で書店店頭に並ぶ様子を見て、感慨深いものがありました。
このブログを読まれている方にとって柳原作品はとっくにチェックずみでしょうが、周りのご友人で未読の方がいらっしゃったら、ぜひおすすめ下さい。特に歴史好きの方には、「織田信長の祖父・信貞がメインキャラの一人」という情報をお伝えいただければ、きっと興味を持ってくれるはず!(…だと嬉しいのですが…)
HC本篇を未読の方のための詳しい「あらすじ」(上巻収録)や、歴史好きの方のための「お城ツアー」(下巻収録)などの企画ページもご用意してあります。
23日にはメディアファクトリーさんから「高杉さん家のおべんとう」2巻が発売になります。とても柳原先生らしい作品で、ファンの方や書店さんに大好評なのも納得ですね。この作品で先生のファンになった方にも、ぜひ「とりかえ」や「お伽話」そして「まるいち」を読んでいただきたいと思います。
ではでは。