HBstationブログ

最強タッグふたたび!

白泉社文庫20周年という節目に、美内すずえ先生の「ガラスの仮面」第26巻と、魔夜峰央先生の「パタリロ!」の「選集・50」が同時発売されました。

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まずは「ガラスの仮面」。
今回の文庫版には、花とゆめコミックス版第46・47巻にあたる部分が収録されています。事故により失明の危機に陥った亜弓さんが、母と協力して挑む凄まじい稽古のシーンから始まり、真澄さんとマヤちゃんの中を裂こうと画策する紫織さんや、それでも心を通わせ合う二人の姿が描かれ、物語にぐいぐい引き込まれてしまいます。
「第1回 ガラスの仮面国民的名シーン」の堂々第1位に選ばれたあのシーンも登場。
http://www.hakusensha.co.jp/glass/famous_scene/

今回巻末インタビューをお願いしたTAKAHIRO(上野隆博)さんが振り付けを行った、ミュージカル「女海賊ビアンカ」の大阪公演が来月行われます。
http://www.gekidan-tsukikage.com/

TAKAHIROさんは、マイケル・ジャクソン(Jackson5)がデビューしたことで知られるNYアポロシアターのコンテスト番組で9大会連続優勝をなし遂げ、マドンナのワールドツアーに参加するなど世界で活躍するダンス・アーティスト。「ガラスの仮面」への思いをたっぷり語っていただきました。

また、オビでもお知らせしていますが、今年の8月に青山劇場で「ガラスの仮面」が舞台化されます。マヤ役は貫地谷しほりさん。詳しい情報は公式サイトをご覧下さい。
http://garasu2014.com/

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そして「パタリロ!」。
ついに50冊目となった文庫版には、これまで「幻の作品」となっていたエピソード「マリネラの吸血鬼」が収録されています。実はこのお話、現在文庫を担当している私は恥ずかしながら「幻」になっていることを知りませんでした。それが、先生が最近トークショーでお話しになったのを聞いて、せっかくの50冊目なのでなんとか収録できないかと思った次第。

そもそもなぜ幻になったのかについては魔夜先生の描き下ろし2Pをお読みいただくとして、今回掲載が可能になったのは、関係各社にご尽力いただいたおかげです。心から感謝申し上げます。

せっかく昔のお話を掲載するのだからと、デビュー前後から「パタリロ!」スタート当時のお話を先生に伺いましたので、巻末インタビューもぜひお読み下さい。