本日(9/17)、白泉社文庫「なんて素敵にジャパネスク 人妻編」5・6巻が刊行されました。
これにて、「なんて素敵にジャパネスク 人妻編」は完結。
「なんて素敵にジャパネスク」全6巻と「なんて素敵にジャパネスク 人妻編」全6巻、合計12冊で氷室先生の代表作のひとつ「なんて素敵にジャパネスク」は、コミックとしても文庫サイズで全て読める事になりました。
「ジャパネスク」では、宮中の陰謀と瑠璃姫の「恋人探し」という2つのお話の軸があり、その2つに関係した「吉野君」というキャラクターがいて、いわば「吉野君」編であったのに対し、
今回の「人妻編」では、帝・鷹男の叔父宮であり頭の切れるイケメン貴族でありながら、東宮廃位を企てる悪役・「帥の宮」が「吉野君」に代わるキーキャラクターとして登場し、「帥の宮」編として進行していきます。
この終盤の文庫5・6巻部分では、もう一段二段と展開があり、改めて小説家・氷室冴子の描くキャラクターの凄さ、それをしっかりと描ききった山内直実先生のマンガの完成度の凄さを感じました。
「帥の宮」編部分をご存じなかった皆さんには勿論、原作を読まれた方も是非、もう一度読んで頂きたい作品です。
※早稲田・龍善寺の氷室先生の墓前にご報告させて頂きました。
人妻編の完結を記念して、人妻編6巻が収まる特製文庫収納箱を作りました。
作っている途中に気付いたのですが、「なんて素敵にジャパネスク人妻編」6巻は勿論、なんと「ジャパネスク」の6巻もキレイに収まります。こう収まるとキレイですね。(笑)
販促物として全国の書店さん(の一部)にお渡しして配って頂いていますが、「近所に置いてない!」「本屋が近所に無い!」「通販で買ってる!」という読者の方のために応募サイトを作りました。
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