白泉社文庫『ジェニー』第1-5巻をお買い上げいただいた皆さま、長らくお待たせいたしました。いよいよ「ジェニー・シリーズ」最終章である「炎の月」の文庫化がスタートします。タイトルは『ジェニー 炎の月』となりました。
花とゆめコミックス『炎の月』全7巻+『スカーレット』の合計8冊を、全4巻の白泉社文庫として刊行いたします。各巻には描きおろしショート「SPECIAL」を収録。
第2巻は5月、第3巻は7月、最終第4巻は9月発売予定です。
河惣先生には、メロディでスタートした新連載「蜻蛉(せいれい)」や別冊花とゆめの「ツーリングEXP. Euro」の執筆の合間を縫って、久しぶりにジェニーと仲間たちの様子を描いていただきました。第2巻以降の描きおろしがどんな内容になるかはこれからのお楽しみです♪
前作「エデン」(白泉社文庫『ジェニー』第5巻所収)では、中東ブラーク王国のイスラフィール王太子の命を救ったジェニーが、父のナシオが米軍基地建設の責任者としてブラークに赴任することを知らさせれたところまでが描かれていました。
ジェニーは、スイスで療養中の母・グレイスと会い、その恋人(母の従兄)・ウォルターから己の出生の秘密を知らされます。そして物語の舞台はブラークへ。テロリストに誘拐された父を救い、父と母の真実の想いを知ろうとするジェニーですが…!?
さて、文庫オビには「女公爵にして傭兵隊長」と書いてありますが、実はジェニーが同時に女公爵と傭兵隊長だったことはありません(誇大広告!?)。長年のファンの皆さんならご存知のことではありますが、これまでの物語の流れをちょっと忘れてしまわれた方のために、一部書店様の店頭には、ご覧のような「ジェニー」のガイドブックをご用意してあります。
これまでのジェニー・シリーズのあらすじや登場人物を紹介していますので、よかったら手に取ってみて下さい。(これは店頭閲覧用で配布はしておりません。ご了承下さい)
未読の方はこの機会にぜひお読みいただければと思います。
よろしくお願いいたします。